監査法人の人事評価が当てにならない3つの理由!

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こんにちは、現役会計士そらです!

今回は監査法人の人事評価について書いていきます!

一般的な会社と同様に、監査法人の結果は給与や昇進に影響を与えますが、「その評価って正直どうなの?」と思うところが結構あります…

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良い評価がほしいなら社内政治は鉄則

同じように働いても給料や昇進に違いがあるなら、高い人事評価をもらった方が良いに決まってますよね!

それもあってほとんどの人は真面目に働いて結果を残そうとするのですが、同じクオリティの成果を出しても評価にばらつきが生じてしまいます。

というのも会社という組織は人で成り立っており、ペーパーテストの点数で評価が決まるわけではありません。

そのため、明確かつ統一された尺度で評価が行われる訳ではなく、上司の裁量にかなり左右されてしまうのです…。

あまり生産的な話ではないのですが、上司に気に入られ、敵を作らなければ評価は必然的に高くなります。(実際、2人のうちどちらかしか昇進できないといった場合には上司の推薦や部下からの評価が良い方が昇進することになります。)

組織内で推薦してくれる人が多ければ多いほど自分にとっては有利でしかないので、社内政治は人事評価における鉄則といっても過言ではありません。

監査法人の人事評価が当てにならない3つの理由!

さて、その大事な人事評価なのですが、評価される側の人間としては「当てにならないなぁ」という感覚が拭えないので、その理由を挙げていきます!

①評価者の偏向が直接影響する

一つ目の理由としては、評価する人の偏向が直接影響することですね。

平ったくいうと、評価が甘い人の現場に行っているか、厳しい人の現場に行っているかというだけで評価が大きく分かれてしまうのです。

私も一年目の時に、厳しい人が主査をやっている現場のアサインを受けていたので人事評価が全然伸びなかった印象があります。

しかしながら、二年目になってその現場からアサインを受けなくなった途端、仕事の仕方や能力に大きな変化がないにもかかわらず一気に人事評価が伸びました。

高い人事評価を得たこと自体は嬉しいのですが、評価者が変わるだけでこんなに人事評価が乱高下するなんておかしいんじゃないかとも思いました。

②スタッフの業務分量、業務内容にバラツキがあり過ぎる

二つ目の理由として、評価されるスタッフの業務分量と業務内容にバラツキがあり過ぎることです。

決められた時間に仕事を終わらすこと、安定した成果を出し続けることは何よりも大事なのですが、忙しいスタッフとそうでないスタッフの差があまりにも激しく、その差はパフォーマンスに大きく影響します。

定時帰りが当たり前の現場と残業ばかりしている現場では疲労度、抱えている業務の量が全く違いますし、ある仕事で「二年目なのにそんなこともできないのか」と言われたとしても、その仕事に触れる機会を一年目の時に持たせてもらえなかったならできなくても仕方ないですよね。

また、規模が大きい会社のメインスタッフになると、他の現場にいるにも関わらずその会社の業務がメールで断続的に回されてくることだって当たり前に起きています。

そんなことになってしまうと、メインクライアントの仕事を早く片付けないとマイナス点となり、逆にその仕事を優先してしまうと、その時の現場でマイナス点をもらうことになり、何もメリットがないんです。

人事評価ではこういった側面が考慮されないので、楽な現場にアサインを受けて、そこの仕事を完結させれば低い評価をつけられることはありません。

これだと評価されるスタッフの不満が溜まってもおかしくないですよね。

③メインクライアントの上司の仕事の仕方に影響される

三つ目の理由として、スタッフの仕事の仕方はメインクライアントの上司から影響を受けるということです。

これ自体は当たり前のように思うかも知れませんが、監査法人の仕事のやり方に明確な尺度はないため、極端なことを言うと「必要十分なことだけやって調書の数を稼げ」という上司と、「質の低い状態で数を重ねても意味ないから質をどうにかしろ」という上司と存在します。

質を高めることは当たり前に大事なのですが、リスク・アプローチの考え方に基づき一定水準の心証を得られた時点で区切ることも大事であり、そのバランスが人によってバラバラなんですよね。

なので、「普段行っている現場ではこれくらいやらないとダメ」って言われるからやったのに、「そんな時間があるならこっちやってほしかった」と怒られることもあり、逆もまた然りです。

また、実施する監査手続の意味や留意点をちゃんと説明してくれない上司のもとで仕事をしていると、他の現場に行った時に「手続の意味を理解していない使えないスタッフ」の烙印を押されてしまいます。

もちろん自己学習は大事なのですが、最初から「前期と同じようにやってくれれば良いよ」という上司のもとで仕事をしていると「監査ってそんなものなんだ」としか思わないですよね。

そのため、丁寧かつ親切な上司の現場にアサインをされたスタッフは総じて人事評価が高くなっていきますが、適当な上司のもとで仕事をさせられるスタッフは多忙にも関わらず評価が全く上がらないという負の状況にハマってしまいます。

評価に限らず、色々な上司と仕事をすることが大事

人事評価が当てにならない理由を3つ挙げてきましたが、それを踏まえてどう改善すれば良いのかというと色々な上司と仕事をすることがポイントになります。

色々な上司と仕事をした結果、「こうした方がいいよ」という改善点が2人以上の上司から指摘されるようであれば、それはどこで仕事をするにしても改善すべき点だという証拠ですし、「ここがいいね!」という点があればそれが自分の強みとなります。

また、色々な上司とすることで監査手続の意味を深く理解することができたり、「あ、そういうやり方もあるのか」と発見も多くなります。

なにより、「いつも同じことばっかやってる」というマンネリ化を脱する良い機会にもなりますので、一年目を終えた時点のカウンセリング等で「他の現場に行きたい!」ということを伝えることを強くオススメします!

ぜひぜひ、広い視野を持つためにもたくさんの上司と仕事をしてくださいね!

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