監査法人の3月中の仕事内容について現役会計士が教えます!

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こんにちは、現役会計士そらです!

早いもので、2018年も3月になりました!

監査法人は3月決算会社の期末監査に向けて最終調整を行っている段階ですので、今回はその内容を解説します!

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3月は計画の最終調整時期

3月決算の会社を前提とすると、私達は財務諸表監査を行うために、「どういったところにリスクがあって、それに対応した手続は何をするか」といった計画を第一四半期レビューが終わった後(8月〜9月)にたてます。

この時点での監査計画のことを「基本計画」といいますが、期中の往査(閑散期に繁忙期の作業を前倒しで行う)、第ニ・三四半期レビュー、内部統制評価はこの基本計画に基づいて実施します。

会社の業績やビジネス環境に大きな変化がなければ、予算数値をもとに策定した基本計画を前提として期末監査も行えば良いはずなのですが、そうはいっても予算数値と確定した期末数値とは何かしら相違が出てきますよね。

また、基本計画を立てた時には気付かなかったことや、「これもリスクとして認識した方が良さそうだ」ということかあれば、新たな計画に基づいて期末監査に望む必要が出てきます。

この最終調整を経た監査計画のことを「計画完了」といい、基本的には期末監査はこの計画完了で決定した手続をひたすら潰していくことになります!

そして、計画を変更する場合には監査チーム全員の同意と独立した審査員による審査が必要になるので、結果として基本計画の内容を総ざらいすることになり、3月もなんだかんだ忙しいなぁという体感があります…。

内部統制の運用評価

また、もう一つ3月に詰め込まれる作業として、内部統制の運用評価が挙げられます。

内部統制は整備と運用の二段階で評価する必要があることは受験知識で学ぶと思いますが、運用評価は「年間を通して有効に運用されていること」を確かめなくてはなりませんので、上半期分の評価を9月頃、下半期分の評価を3月に実施することが多いです。

(3月が締まりきってないのに下半期に評価がどうしてできるのかというと、「決算日から起算して3ヶ月以内を母集団とすれば、残りの期間については変更がないことを確認できれば良い」と認められたルールがあるためです。)

そのため、どこの現場も3月に一週間程度クライアントに往査し、下半期の運用評価をまとめて行うことになります。

クライアントによっては営業所や工場に資料がある関係で、出張が多くなりがちな時期でもありますね。

繁忙期突入前の最後の休息時期のはずが…?

ここ数年の監査業界は一昔前に比べて監査手続がかなり増えたこともあり、繁忙期前の最後の休息時期かと思いきや、3月もなんだかんだ忙しい時期になってきたなぁという印象があります。

確かに3月が終わるまでに期末監査の懸念事項をどれだけ捌けるかで期末監査のハードさも一気に変わるため、とても大事な時期ではあります。

しかしながら、4月からの繁忙期に万全な状態で臨むことができないのは肉体的にも精神的にもツラいですよね…。

そのため、この時期は可能な限り早く帰宅することを心掛け、有給休暇を取れるチャンスがあったら積極的に取得することを強くオススメします!

期末監査は病気等でダウンしないことが何よりも大切なので、無理せず休めるときにしっかり休みましょうね!

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