監査はおもしろくない?会計士が監査のおもしろさについて考えてみる。

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こんにちは、会計士そらです!

監査法人に入所すると、IPO・公会計・国際業務・金融監査・アドバイザリー…などなど、色々な業務に触れる機会が出てきますが、基本となるスキルはいずれも財務諸表監査です。

そのため、若い年次のうちは上場企業の監査チームに配属されることが多いのですが、大抵の場合は現場に行ってもその会社の業態と作業の説明をしてもらえるくらい。

考えてみると、「監査のここが面白い!」と教えてくれる人ってあまりいないような…。

そこで今回は、監査の面白さってどうやったら感じられるんだろう…という話をしていきます。

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監査は単なる作業ではない

入口として認識した方が良いと思っているのは、監査は単なる作業ではないということです。

仕事に慣れるまでは、「前期調書と同じようにやっといてー」という上司の言葉を鵜呑みにして、与えられたフォーマットに当期の数値を転記するだけの作業を積み重ねていくことになると思いますが、これはもちろん監査の本質ではありません。

ここを勘違いしたまま年数を積み重ねてしまうと、後輩に質問されても「この資料から数値持ってくれば良いんだよ」という浅い回答しかできなくなります。

逆に、監査手続をお願いするときにそれぞれの勘定科目にどういったリスクがあるのか明示し、そのリスクを潰すためにどういう監査手続を実施する必要があるのかを説明してあげることで、他現場でも自ら考える土台ができますよね。

これを様々な現場で、色々な上司から教えてもらうことが本来あるべき姿なのですが、最近は大きな会社に張り付いて仕事をすることが増えてきてますし、上司も仕事を抱えすぎているため現実はうまくいってないようですね…。

今後はこういったところも配慮されていくとは思いますが、結局監査を面白く感じるためには自ら考えて手を動かすことが大前提になるので、それを教えてくれる上司のもとで働けるかどうかというのはとても重要な点です。

財務諸表数値は会社の活動が反映されたもの

前述したように自ら考えて手を動かせるようになってくると、財務諸表監査において数値の分析をしていても「多分こういう理由で金額が増えているんだろうな」というアタリをつけることができるようになります。

例えばメーカーで、受注が増えてるのに売上があまり伸びていない場合、「この機械作るためのリードタイムは○ヶ月だから売上にあらわれてくるのはあと一ヶ月後なんだろうなー」といったような想定ができるようになっていくので、財務諸表数値が会社の活動を反映していることが実感できます。

そうなると「どうしてこの会社は利益率が良いのか」、「他の会社との差別化はどのように行っているのか」というビジネスモデルを体系的に理解ができるようになり、毎四半期の経営成績を検討することの面白さが見えてくるのではないでしょうか。

結局のところ面白さという側面で監査を見た場合、自分の想定通りに会計数値が計上されているかチェックできる、もしくは自分が知らなかった知識や背景を発見することができるという二点に集約される気がしますね。

私も「監査が大好き!」とは思えませんが、こういう見方で仕事をすればきっと面白さを感じることができると思いますよ。

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