6月は主査交代の時期!監査法人内は調整で大忙し。

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こんにちは、会計士そらです!

6月といえば有価証券報告書の開示検討が主な仕事となりますが、監査法人内部では主査交代の調整が一気に行われる時期でもあります。

その理由をお話しますね!

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3月決算会社の監査は7月から始まる

3月決算会社の前提でお話しますが、財務諸表監査にフォーカスすると3月31日までが一年の会計単位ということになりますが、4月1日になってすぐ新年度に移行できる訳ではありません。

それは決算作業という点でもそうですが、上場企業の場合は6月末に有価証券報告書が公表されるので、それまでは監査法人による監査が継続することになります。

なので、監査法人の業務という意味では7月にならないと新しい事業年度の仕事に移ることができないということですね!

また、会計監査人(会社法上要求される公認会計士・監査法人)の選解任は株主総会で決議されるため、正式には7月以降の会計監査人って株主総会が終わるまで不明なんです。(監査役が議案を提出しなければ自動継続なので、実務上は判明してます。)

これらの状況を踏まえた結果、その年の監査契約が締結されるのは7月になるため、自ずと財務諸表監査のスタートも7月になるということですね。

監査契約書に主査名が記載される

7月に監査契約が締結されるのは前述のとおりですが、その監査契約書に主査名が記載されます。

ということは、6月中には主査が決定していないと監査契約書に書けないので、繁忙期が終わると監査法人内では主査交代の調整が一気に慌ただしく行われます。

で、この主査が簡単に決まれば良いんですが、そうもいかないのが辛いところ…。

職員の中には「出張クライアントNG」だったり、「あの会社の主査やらせるつもりなら辞めます」と言う人が一定数いますし、監査チーム内でもスタッフの好き・嫌いが分かれるので一筋縄じゃいきません。

仮に一つの現場の主査が決まっても、その人が今まで関与していたクライアントの主査やスタッフを補填する必要が出てきます。

なので、今の時期はアサイン担当の方が目の周りを真っ黒にしながら必死に調整をかけている最中なんです…。

基本的に主査は引き受けた方が良い

スタッフの頃は「今でも十分主査と同じくらい業務に携わってるし、主査にならなくても良いかな」と思っていたのですが、主査を経験して思うのは一度取り敢えずやってみた方が良いということです!

主査になると、マネージャーやパートナーに相談できるとはいえ、簡単な論点はほぼ全て自分が結論を出す必要があります。

また、部下がいる場合にはスタッフの時以上にあれこれ聞かれるため、より深く現場の事を知らなければなりません。

そして、主査である以上、会社から質問窓口が全て自分に変わるため、スタッフの時の比じゃないくらい会社とコミュニケーションを取ることになります。

主査を経験せずに監査法人を退職した人の中には、「主査なんてやらずに転職した方が良い」と言う人もいますが、こればっかりは一度経験しないと分からないだろうなぁという気がします。

もちろん、主査を経験してないから能力が劣っているということはありませんが、一度主査として働くことで経験の幅が一段と広がりますので、監査法人に入ったら一度くらいは主査を経験することをオススメします!

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