財務諸表の勘定科目名って自由に決めて良いの!?意外と知らなかった経理知識。

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こんにちは、会計士そらです!

簿記や公認会計士試験の勉強をしていて、意外と頭を悩ませるのが勘定科目名です。

特に私は、簿記の学習を始めた頃は「仕訳は理解するものではなく、暗記するもの」だと思っていたので、勘定科目名の意味とかほとんど考えてなかったんですよね。

そんなお馬鹿さんはなかなかいないと思いますが、実務上でも仕訳を計上するときは会計システムにテンプレ登録されている、簿記の教科書に出てくるような勘定科目を使うことがほとんどです。

これって、簿記の知識がある人にとってはとても馴染みやすい話なんですが、仮に社長や取締役に簿記の知識がない場合、決算書を読むのが苦痛で仕方ないと思うんです。

「その他有価証券評価差額金」って何だお前。みたいな。

そんな勘定科目名のお話なんですが、監査法人4年目にして衝撃の事実を知りました。

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勘定科目名は自由に決めて良い!

結論から話しますと、勘定科目名は自由に決めて良いのです。

決算早期化セミナーや中小企業支援でバリバリに活躍されている、公認会計士 武田雄治さんが2012年10月29日に投稿した記事「決算書の勘定科目名なんて、何でも良い!」を読んでビックリしたのですが、言われてみれば外部に公表する決算書じゃなければ、勘定科目名何にしたって問題ありません。

記事でも紹介されている具体例として、

「スマホ代」、「iPhone代」

というものがありますが、このように普段家計簿をつける時に記入するような勘定科目で仕訳を計上すれば、簿記の知識がない人が見ても分かりやすいですよね!

「その他有価証券差額金」も「株の含み益」にすれば一気に見やすくなります。

もちろん、外部に公表する財務諸表を作成する場合には、それらの勘定科目を組替する作業(現金、小口現金、普通預金等をまとめて「現金及び預金」とするような仕訳)が必要になりますが、これは勘定科目名を決める時に「組替する時はこの科目に振り替える」というルールを予め定めておけばそれで済む話です。

いやー、これは盲点でした!

決算書は経営者が会社の数値を理解するための資料

これも記事内で書かれていることではありますが、決算書は経営者が会社の数値を正しく理解するための資料です。

それなのに、外部への情報提供という副次的な目的が先行して、経営者が中身を読めないなんて本末転倒ですよね。

決算書に書かれている情報は、経営者にとって宝の山

という武田さんの言葉は至言だと思います。

我々会計士は、この視点を忘れずに監査、コンサルに従事すればより良いサービスを提供できるのかも知れませんね。

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