公認会計士試験は短答さえ受かれば論文は余裕って聞いてたけど、全くそんなことなかった。

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こんにちは、会計士そらです!

今年も公認会計士試験 論文式試験が終わりましたが、受験した皆さんはどう感じたでしょうか。

本番特有の緊張感に包まれて三日間も試験が行われる。こんなにハードな事ってなかなかありませんよね。

私も勉強漬けの毎日を送り、一度論文式試験を受けていたにも関わらず、合格した年の論文式試験も「もうこんな試験二度と受けたくない…」と思っていました。

それくらいハードな論文式試験ですが、私が公認会計士試験の講座に申し込む前、こんな話を耳にしたことがあります。

「公認会計士試験は短答さえ受かれば、論文は余裕だから。」

今改めて思うとマヌケな話なんですが、この話を鵜呑みにして、私は「短答にさえ合格すれば良いんだ!」と信じて勉強を続けていました。

もちろん、そんな事はなかったのですが…。もしかしたら私のように「論文は楽」という話を信じている人がいるかもしれません。

ということで、今回は「論文式試験がどれだけ大変か」というお話をしてみようかと思います!

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論文式試験は試験科目がとても多い!

一番に挙げられるのは、論文式試験は試験科目がとても多いということです。

まず短答式試験の試験科目を見てみましょう。

・企業法
・管理会計
・監査論
・財務会計論

これだけでも他の試験に比べたらかなり分量が多いですが、短答式はいわゆる記述回答がないため、どれだけ迷っても回答が選択肢の中に含まれています。

そのため、理論科目であっても回答を暗記する必要はなく、正確に理解できていれば正答することができます。

これに対して、論文式試験は以下の科目が対象となります。

・監査論
・租税法
・管理会計論
・財務会計論
・企業法
・選択科目(民法、経済学、統計学、経営学より一つ選択。)

短答式試験と比較して単純に2科目増えます。これに加えて、財務会計論の理論が短答とは比べ物にならないくらいの勉強量を求められますし、他の理論科目も自分で回答を記述する必要があります。

選択肢から正答を探すことと、自分で回答を記述することのどちらが難しいかというと圧倒的に後者ですよね。それを全科目完成させる必要があるとなるとかなりの勉強量を求められることは言うまでもないでしょう。

これだけ見ても「論文が楽」なんてほとんどの人に当てはまらないのが分かるかと思います。

論文式試験は年に一回勝負

また、試験制度が変わったことで短答式試験は年に二回チャンスがありますが、論文式試験は年一回しか開催されません。

そのため、一度失敗すると次に挑戦できるのはその一年後。

これが短答であれば「また数か月後にチャレンジ!」と思えますが、次の試験まで一年間また勉強しなければならないと考えると、とても精神的にキツイですよね。

しかも、上述のように論文式試験は三日間戦い抜かなければならないので、受験するだけでもハードです。

また、論文式試験単体の合格率は30%を超えていますが、論文式試験は短答合格者同士での戦いとなるので、その母集団のなかで上位1,000人程度に入ることは簡単なことではありません。

ましてや、記述式特有の「頑張って書いたけど論点がズレて足切り」という恐怖もあります。

受験した人のほぼ全員がこの論文の怖さに納得できるのではないでしょうか。

個人的に短答より論文の方が10倍辛かった

「論文はこれだけ大変なんだぞ!」と書いてきましたが、個人的な感覚としても短答より論文の方が10倍辛かったです。

論文は年に一回しか受けれないため、一度失敗した時の反動が大きかったこともありますが、それ以上に理論科目を記述できるまで仕上げることがこんなに大変だとは思っていませんでした。

(もしかしたら国公立の大学に進学した人であれば慣れているのかな?とも思いますが。)

恐らく「短答に受かりさえすれば論文は楽」と言われる背景には、短答の合格率が15%程度であることや、一度短答に受かれば2年間は免除されることがあるのだと思いますが、論文一発勝負でもキツイものはキツイです。

実際に三度目の論文で上手くいかず、短答の免除期間を終えた(三振と言われるケースです。)まま撤退する人も少なくないですからね。

受験戦略として「まずは短答!」という意識は間違っていませんが、結局論文まで合格しないと公認会計士になれないので、短答合格したら「むしろここからスタートだ!」という気持ちで挑むことをオススメします!

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