監査法人は働きやすいといえるのか!?公認会計士が自分の体験をもとにして正直に考えてみる。

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「監査法人って退職者多いけど、働きにくいところなのかな?」

「リクルーターはキラキラしてるけど、実際どうなの?」

こんな事をボンヤリとでも考えている人に特に読んで欲しい記事です!


こんにちは、アットホームな監査法人で働く会計士そらです!

「監査法人って働きやすい環境なのか?」

これは私が受験生の頃から抱いていた疑問でもあります。

私の正社員としてのファーストキャリアは監査法人なので、他の会社と比べてどうなの?っていうのが正直分からないんですよね。

前職のある同期は「監査法人ほど楽な組織はない」みたいな話をしていましたが、少し前に仕事のキツさを理由に退職してしまったので余計に分からなくなってる自分がいます…。

ということで、自分の中の整理という意味も込めて、4年目の監査法人生活が終わろうとしている自分の経験を踏まえて「監査法人は働きやすいのか」考えてみようと思います!

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発言の機会はあるし、意見も通りやすい

働きやすさを感じる点として、発言の機会は事あるごとに与えられ、しっかりした根拠があり必要と感じられる意見は通りやすいことが挙げられます!

私はもともとおしゃべりなので、現場でも発言をよくしていました。(それが正しい発言だったかどうかは置いといて。)

特に「誰が考えてもこのスケジュール内に終わらないよ!」と考えられるような無茶ぶりを強いられた時は、監査チームのトップであるパートナーに積極的に状況を話して改善を要請してました。

もちろん、「徹夜で仕事をしても明らかに終わらない」と思うような事態じゃない限りはそんな事しませんが…。

また、自分が担当している科目について会社から相談を受けた時には、自分で調べて答えることがある程度許されていますし、監査チーム内でのミーティングにおいても発言の機会を与えてもらえます。

たとえ何年目のスタッフであっても、目的を遂行するために必要と考えられるのであれば意見が通りやすいというのは、監査法人の良さなのかなと思いますね!

風通しが良くて相談もしやすい

もう一つ働きやすさを感じる点を挙げるなら、監査法人内の風通しは良いので、上下関係をそこまで気にすることなく相談ができるということです!

私は4大大手監査法人に所属してませんので、そちらも同じかどうかは分かりませんが、少なくとも私が所属する監査法人において、風通しが悪いとか、相談しづらいということは全くありません。

自分のメインクライアントで関わりがないパートナーにも気軽に相談できますし、ゴルフ等のスポーツを通じて休日も仲良く過ごしている人達だっています。(強制されるようなこともないです。)

なので、人間関係が原因で監査法人を退職したという話はあまり聞きませんね!

仮に「この人だけは一緒に仕事するの無理です…」という人がいるならアサインNGを出すこともできるので、そういった相談をしやすいのも働きやすさを求めるうえで大事です!

職員数に対して仕事量が多すぎる

じゃあなんで辞める人が多いの?という質問に対する答えは、職員数に対して仕事量が多すぎることで疲弊しきっている。これに尽きますね。

私が監査法人に入所した時にはすでに売り手市場だったのですが、それに加えて東芝事件を受けて2016年1月に公認会計士協会 会長通牒が公表されたことで仕事量が一気に増えました。

この会長通牒による仕事量の増加に伴い、どこの監査法人であっても2016年3月期はとんでもなくハードな期末監査になったのではないかと思います。

当然そうなれば期末監査を終えると同時に退職者が続出します。

仕事量増加→退職者増加→一人当たりの仕事量増加→退職者増加…

このスパイラルを断ち切ることができずに今に至ります。

私が監査法人に入る前は、一か月のうちアサインがない事務所勤務(ブランク)が数日あるのが普通だったそうで、先輩方はそういった日を使って予習・復習に励んでいたようです。

それが今や一年目の頃からブランクが年に数回あるかないか。これではインプットの時間もまともに取れませんよね。

もちろん働き方改革はどの監査法人においても推進していますが、どれだけの成果が上がっているのか正直分かりません。

監査手法の研究や、IAの活用も同時並行で進めてはいますが、現場を救済するほどまでにはまだまだ時間がかかりそうです…。

これらの状況を踏まえると、監査法人を退職する人たちの考えも納得できるのではないでしょうか。

働きやすい環境や風土はあるけど、働き続けられない

上記の内容を踏まえた結論としては、働きやすい環境や風土はあるが、仕事量が多すぎて働き続けられないのが今の監査法人なのかなと思います。

もちろん仕事内容そのものが合わない人も多数いるかと思いますが、働く環境という意味ではありがたいと感じる面が多いですしね。

ただその一方で、「人は良いんだけど、この生活をもう続けられない」という話はよく聞きますし、私自身も同じ感覚があります。

まず健康な生活があってこそ、です。

うーん、受験生のためにも明るい話に持っていきたい気持ちがあったのですが、正直な状況を話すとこういった内容になってしまいました。

それもこの業界の課題ということで、真摯に受け止めるしかありませんね。

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