中堅監査法人に所属する公認会計士が、中小監査法人のデメリットを正直に話します!

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こんにちは、公認会計士っぽくないと言われることが多い会計士そらです!

先日、「こんな人だったら大手行っても、中堅行っても変わらないだろうなぁ」というイメージのもと、こんな記事を書きました。

もちろん、自分自身が後悔しないのであればどの監査法人に行っても良いんです。

その監査法人のメリットを十分に享受できるかどうかはその人次第ですからね。

冒頭で紹介した記事にも書いたとおり、私は中堅監査法人に所属しており、その選択に対して後悔はありません!

ただ、そうは言っても中小ならではの弱さを感じることもしばしばあります…。

ということで今回の記事は、中小監査法人に所属している私が感じる、大手監査法人以外を選ぶことのデメリットを正直に話してみようと思います!

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専門書の蔵書数が少ない!

監査法人で仕事をしていると、会社の方から相談を受けることが頻繁にあります。

そんな時に私たちは会計監査六法や、専門書から似たようなケースを調べていく訳ですが…

中小監査法人には専門書数が少なすぎるように思います!

会計の専門書は基本的にBIG4が出版をしているので、競合相手である他の監査法人の書籍を積極的に蔵書しておくわけにはいかないっていう事情は分かるんですが…それにしても少ない。

なので、気になる本があったら自分でバンバン買っていく必要があります。

専門家なのでここら辺の投資を惜しむのはNGですが、一冊一冊が高いのでもっと図書室が充実してくれたら嬉しいなと切実に思います。

モデルケースが少なく最新の会計論点に触れられない

これも会社からの相談に関連する話ではあるんですが、大手監査法人と比較してモデルケースとなるクライアント数が少ないこともデメリットと感じますね。

これはそもそも売上規模が違い過ぎるので当たり前の話ですが、「IFRS適用している会社どこだっけ?」みたいな話になった時に、何社も候補が出てこないのはやっぱり弱さですよね…。

最近だとIFRSに限らず有償SOとかもアツイですが、これも実際に取引を行っているクライアントは少ない印象があります。

クライアントからすれば、直近で話題になってる会計処理について知りたかったら、まず監査法人に質問するはず。

なので、テクニカルな取引の導入を検討しているクライアントから「他社ではどうやってますか?」という相談を受けた時に、実際のモデルケースを紹介できないことは実務に携わっている当事者として辛いですね。

大手監査法人であればそういった事例もバンバン出てくるでしょうから、専門家として最新の会計処理に触れる機会が少ないのはやっぱり中小ならではの弱さだなぁと感じます。

仕事で触れ合う人が限られてくる

これはメリットの裏返しでもありますが、中小監査法人で仕事をすると、触れ合う人がどうしても限られてきます。

私も一年目の頃からわがままを言って色々な現場のお仕事をしてはいますが、結局のところいつも同じような人たちと仕事をしていますね。

もちろんこれは良い事でもありますが、一定期間以上同じ人たちと仕事をしていると、その人達のクセや仕事のやり方をある程度把握できてしまいます。

そうなると、新しい発見や法人内の人から刺激を受ける機会がどんどん減っていき、ひいては自分の成長にブレーキがかかりますよね。

私自身、普段一緒の現場で仕事をしたことがない同期や上司と監査チームを組むと新鮮な気持ちになりますし、いつも関与しているクライアントで仕事をしている時に出る甘えみたいなものがリセットされるような気がします。

風通しの良さや、人と深く関わり合えるという意味で中小監査法人もメリットがありますが、知らない人が少ないというのもある意味弱さになるかと思います。

でも中小も良いところだよ!

今回はあえて、中小監査法人の弱さを紹介しました。

私としては自分が所属する監査法人に一人でも多くの人が来てくれた方が嬉しいので、こういう記事を書くのは若干抵抗があったのですが、正直な意見も必要ですよね。

ただ、こういった内容の記事を書きながらも私は中堅監査法人を選んで良かったなと思っています。

自分のわがままをかなり聞いてもらっていますし、パートナーともかなり話やすいですしね。(詳細は以下の記事をご覧ください。)

監査法人に入ってから期待ギャップで悩まないよう、メリットもデメリットも考えて法人選びをしましょうね!

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