論文式試験に合格後、公認会計士試験のテキストは何を残しておくべき?

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こんにちは、受験時代のテキストを未だに使う会計士そらです!

論文式試験の合格発表が目前に迫っていますが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか!

私の場合、結果発表の前日は強烈な不安に襲われて一睡もできず、文字通り完徹で結果発表の朝を迎えたのを覚えています。

この時期に祈ったところで結果は変わらないんですが、ソワソワして地元の神社に何回もお参り行ったりもしてたような…。

まぁ何してても落ち着かない時期ですよね…笑

ところで、この時期に時間を持て余して部屋の掃除をし始める人も多いかと思うのですが、予備校のテキストってどうしました?

ちなみに私の場合は、先輩に「受験の時のテキストは実務に入ってからも使うから持っておいた方が良いよ」と言われてたので、合格発表まではほぼ全ての教材を保管し、合格発表後もテキストだけは取っておきました。

私と同じようにテキストを残そうとしている人は多いかと思いますが、実務についてからはどの教材が役に立つか分からないですよね。

ということで今回は、監査法人に入所後も使うことになるテキストを紹介しようと思います!

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財務会計論(計算)のテキストは必須

さっそくですが、財務会計論(計算)は確実に保管しておいた方が良いです。

監査法人に入所すると一年目から監査調書をドンドン作らされるのですが、勉強で蓄積した知識を実務でアウトプットするのはそう簡単な話ではありません。

受験問題では楽勝な有価証券の時価評価でさえ、実務でいきなり任されると固まってしまう人もいるほど。

基本的には過去の監査調書を参考にして作業を進めるので問題はないはずですが、監査調書の形式に慣れるまでは「今まで習ってこなかったもの」という印象に負けて、やるべき事が分からなくなったりするんですよね。

また、「当期、セールアンドリースバックやってるらしいからよろしく」なんてことをいきなり主査に言われる時もありますが、受験時代に習った知識って結構早く風化してしまいがち。

その場合に参照するべき書籍は会計監査六法なのですが、どうしても最初はあの厚さに圧倒されて内容が頭に入ってこない人が多い…。

これらのような場合に受験時代のテキストを引っ張りだして読むと、慣れ親しんだ下書きや仕訳が明瞭に記載されているため、この会計処理のゴールはどこなのか、どのようにその数字が導きだされるのかが分かり、監査調書を作る作業が自ずと楽になります。

もちろん、クライアントにテキストを持っていくのはNGですが、家にあればふとした時に簡単に調べることができるので、本当にオススメです!

租税法のテキストも重宝

財務会計論(計算)の次にあると良いなぁと思うのは、個人的には租税法のテキストですね!

監査法人では基本的に会計の側面でチェックをすることから税金の知識は最優先ではありませんが、税効果会計を検討する際には法人税の知識も必要となります。

税務と会計で取り扱いが異なるところは別表調整が必要になるので、「あれ、これって税務上はどういう扱いになるんだっけ」というのを慣れ親しんだテキストですぐ調べられるというのは重宝します。

また、修了考査の税務実務という科目は論文式試験の時に学んだ租税法の知識がかなり役に立つので、基準改正はあるかも知れませんが、当時のゴロ合わせとかテキストに残ってるとかなり余裕を持って勉強を進められると思います!

ちなみに私は修了考査を受験することになる年の初めにテキストを捨ててしまったのですが、めちゃめちゃ後悔しました…笑

企業法もあると便利!

あとオススメなのは、意外かも知れませんが企業法のテキストです!

上場企業の監査においてはあまり使う事はないかも知れませんが、IPO業務でベンチャー企業に行ったりすると組織の機関設計が何も出来ていなかったり、株主総会で決議すべき事項と取締役が決議すべき事項がゴッチャになってたりします。

もちろんこういったところは会計監査の範疇外ではあるのですが、実際にIPO業務に携わると「IPOに関連する話」として会社の方が監査チームに色々質問をしてきます。

こういった時に回答をズバズバ返せるとそれだけでクライアントの信用を得ることができるので、結果的に監査作業においても作業をやりやすくなります。

監査法人に入所してすぐに使う知識ではありませんが、いざという時に持っておくと役立つと思いますよ!

実際、無駄なテキストはない

今回の記事で3つほど取っておくべき科目のテキストを列挙しましたが、実際のところ無駄なテキストはないと思います。

公認会計士試験の試験科目は直接的・間接的問わず実務で使うことが想定されている分野を試験科目として取り入れているので、「あ、まさかこんなところで役に立つとは」って経験をすることが少なくないです。

もし必要になった時、今まで読んだことがない書籍を高いお金出して買うよりかは、慣れ親しんだテキストでパッと調べた方が効率良いですよね。

もちろん問題集含めて全部取っておけなんてことは言いませんが、テキストだけでも保管しておくときっとどこかで役に立つと思います。

量が多いのでスペースとの相談ではありますが、全部捨てるよりかは一部だけでも残しておくことを強くオススメします!

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