監査法人の仕事には必須!?現役会計士が”聞く”ために意識している3つのポイント!

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こんにちは、現役会計士そらです!

本日は、個人的に財務諸表監査で一番必要なスキルと考えられる”聞く”ことについて書いていきます!

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【audit】を語源から考える

監査のことを英語で【audit】というのは皆さんご存知かと思います。

この【audit】という言葉は、もともと【audio】から派生したようで、聴力・聴覚をあらわす【audition】などの単語と仲間ということになります。

そして、監査においても”聞く”ことが基本であることから、【audit】という単語が使われているのではないかと思います!

監査で”聞く”ことを意識し続けることはとても大事

財務諸表監査は、基本的に会社が作成した資料を用いて作業を行いますが、何か疑問点がある場合には会社の方に質問(いわゆるヒアリングですね)することになります。

ほとんどの方は監査人が行う質問の意図を理解してくれますし、適切な回答を返してくれますが、会社の方も神様じゃないので、何を聞きたいのか明確にしてあげないとうまく答えることができません…。

相手が自ら答えてくれるだろうという思い込みはNGです。

そのため、会社の方に質問を丸投げするのではなく、相手の話を”聞く”ことができるように、答えやすい質問の仕方を心掛けましょう!

“聞く”ための3つの質問ポイント!

“聞く”ことの大事はなんとなく分かってもらえたと思います。

そのうえで、現場で質問を行う時に心掛けるべきポイントを3つ紹介します!

①オープンクエスチョンを心掛ける

オープンクエスチョンとは、「新規借入が今年は多いですが、資金使途はどのようなものでしょうか?」といったように、相手に制限をかけることなく答えてもらう質問のことをいいます。

「はい」もしくは「いいえ」の2択でしか答えが返ってこない質問(クローズドクエスチョンといいます。)をしてしまうと、会社の方が質問の内容を理解しないまま適当に返答する可能性があり、また多くの情報を引き出すことができません。

監査人が認知していない情報を引き出すためにも、オープンクエスチョンを心掛けましょう!

②”アタリ”をつける

オープンクエスチョンを心掛けることはとても大事ですが、そのうえで”アタリ”をつけることも意識しましょう。

“アタリ”をつけるというのは、「私はこういった理由があるのかな?と考えているのですが、実際は何があったんでしょうか?」といったように、質問内容に対して想定される答えをこちらから例示してみることをいいます。

これは少しだけオープンクエスチョンに反する話でもあるのですが、「売上が前年同期比で増加してますが、どうしてですか?」と何の”アタリ”もつけずに話すと、「新規得意先の話?それとも新商品の有無?はたまた市況?」といったように、何を答えて良いのか分からなくなりますよね。

また、”アタリ”をつけるためには質問する前にある程度会社の資料に目を通す必要があるため、会社の方の説明も理解しやすくなりますし、場合によっては聞かなくて済んでしまうこともあります。

会社の方が監査人に対して余計なストレスを感じなくて済むよう、”アタリ”をつけて質問の意図を明確にしてあげましょう!

③分からない時には「分からない」と言う勇気

3つ目のポイントは、分からない時は「分からない」と言える勇気を持つことです。

私もJ1の頃に失敗経験があるのですが、回答の内容を理解出来ていないにも関わらず上司に報告すると、必ず「これどういう意味?」と突っ込まれます。

そうなってしまうと、「会社の方がそう言ってたんです。」としか答えられませんよね。

これでは職業的懐疑心のカケラもありません…。

質問をする場合には、会社の方が言ってることをちゃんと理解できるように、話についていけなかった時点で「すいません、分からなかったのでもう一度宜しいですか」と明確にアピールしましょう。

最初のうちは恥ずかしく感じるかも知れませんが、後になって何回も同じ質問をするよりも数倍マシです!

補足 保留された場合は「いつ」回答をもらえるか聞いておこう

補足ですが、会社に質問をしても回答が保留される場合があります。

その際は、「いつ」回答を貰えるかを明確にする癖をつけましょう。

そうしないと、いつ回答が返ってくるのか分からないまま作業をしなければいけませんし、場合によってはすっぽかされることもあります。

会社の方も忙しいなかで対応をしてくださっているので申し訳ない気持ちはありますが、
保留された場合には「いつまでに回答頂けますか?」と一歩踏み込んでいきましょう!
(資料依頼の場合も同様です。)

以上、今回は質問に関する留意点でした!
はじめのうちは上手く質問できないことも多いと思いますが、これらを意識しながら場数をどんどん踏んでいきましょうね!

・オープンクエスチョン
・アタリをつける
・分からないときには分からないと言う

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2 件のコメント

  • おはようございます
    質問勉強になります!
    この手については、コツを教えてもらえなかったので、早速使います(^^)

    こうゆうことを研修でしてくれれば、悩むことも減るのになーって思います。。。

    • あきこさん
      おはようございます!現役会計士そらです!

      コメント頂きありがとうございます♪

      そうですね、より実務的な研修じゃないと現場で使えないですし意味ないですよね…
      (私は研修で学んでも現場に生かせない人間でしたが…笑)

      お役に立てて何よりです!

      一応、私が監査法人にいて実際に感じだ疑問や、失敗談から今後も記事を書いていくつもりですが、もし「こういうこと書いてほしい」等、リクエストがあったらぜひ教えてくださいね!

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