監査法人入所後すぐに覚えよう!現役会計士が教える連結財務諸表作成のプロセス!

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こんにちは、現役会計士そらです!

監査法人に入所すると一年目のうちは連結仕訳の検討を任されることが多いのですが、「全体の中で自分が今どこの作業を担当しているのか」分からない人が少なくないようです。

そこで今回は、有価証券報告書に記載される連結財務諸表がどうやって作られるかを書いていきます!

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全体感のイメージ

公認会計士試験の勉強で断片的には学んでいるかと思いますが、最終的に開示する連結財務諸表を作成するまでのプロセスは以下の図を見てもらえればイメージを把握できるはず!

この当たり前に見えるイメージが、意外と現場では頭から抜け落ちてしまうので作業をする際はこれを見て思い出すようにしましょう!

単純合算表は個別財務諸表を単純に合算したもの

当然の話ではありますが、連結財務諸表作成のスタートとなるのは、各社の個別財務諸表です!

それぞれの会社でつくった個別財務諸表を単純に合算しただけの単純合算表というものを作成し、そこから引き算していくイメージで連結作業を行います。(海外の会社であれば円に換算したうえで合算。)

連結システムに取り込んだあとは連結システム内で相殺仕訳を計上

単純合算表ができたら、連結システム内で相殺消去の仕訳が計上されます。

ここでのポイントは、個別財務諸表を作成している会計システムで仕訳を計上しないということ。

それぞれの個別財務諸表が間違っているわけではないので、会計システムから個別財務諸表を修正しにいくのではなく、あくまで連結の作業を行っている連結システム内で仕訳を計上することを覚えておいてください!(そのため、個別財務諸表の仕訳帳とは別に、連結仕訳帳というものが存在します。)

単純合算表に連結仕訳をすべて加味すると連結財務諸表のできあがり!

とてもザックリした話ですが、単純合算表に連結仕訳をすべて加味すると連結財務諸表の完成!

会社によっては複雑な連結仕訳がたくさん出てくるので現実はこんなに簡単ではありませんが、プロセス自体はシンプルです。

また、完成した連結財務諸表はそのまま有価証券報告書に記載されるわけではなく、組替調整という科目集約、科目振替作業が行われます。(例えば、現金と当座預金をまとめて現金及び預金として開示したりします。)

これらを経て、ようやく開示のための連結財務諸表ができあがるということですね!

はじめのうちから作業の全体感をつかめるよう、開示する連結財務諸表の作成プロセスを理解しましょうね!

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