監査法人の限界?現役会計士が明かす不正を見抜く難しさ

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こんにちは、現役会計士そらです!

今回は、財務諸表における不正について書いていきます!

大企業による不正が発覚するたびに「監査法人は何やってたんだ!」と叩かれるわけですが、実務上で不正を発見することはとても難しいんです…

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会社もバレないように必死

不正が発覚すると「なんでそんなバカなことをやったんだ」と言われますが、不正を行うということは「そうするしかない」状況に追い詰められていることがほとんどです。

そのため、監査人にバレないように必死に隠ぺい工作をしますし、監査人がどういう監査手続をしてくるか考えていてもおかしくないですよね。

私たちは売上取引が実在していることを確かめるために取引書類と仕訳を照合しますが、この監査手続をどれだけやっても書類を偽造されたら分かりませんし、不正がバレないように取引先と共謀し取引の形式を整えてくる可能性がとても高いです。

なので、不正を見つけることって本当に大変なんです。

それでもやれることはやる

そうはいっても、監査人が怪しい取引を見つけた場合にはできる限りの監査手続をする必要があります。

取引書類と仕訳を照合することは当たり前のことですが、それに加えて取引先から直接ヒアリングする機会を設けたり、直接取引先の会社に伺うことも考えられます。

ここで大事なことは「経営者が想定しない」監査手続を実施することなので、場合によっては会社の人に内緒で行動することも…

私たち監査人には強制捜査権がないので、そこまでやっても不正を見つけることができなければ責任を問われるべきではありません。

ただ、「これだけやっても見つけられませんでした!」と主張するためには、それなりの監査手続が求められるということですね!

不正の疑いがあったらまずチーム内で相談

結局のところ、どれだけ怪しく見える取引であっても、実態がともなっているのであれば不正とはいえないんですよね。

もし不正をやっていないとすると、会社の方としては「真面目にやってるのに疑いやがって、うちの会社を侮辱してんのか」と感じてもおかしくないわけです。

そのため、基本的に不正が疑われる場合であっても、まずは監査チーム内で監査手続の方向性を確認します。

勇み足で「不正だ!」なんて断定してはいけませんし、「不正っぽいけど手続増えるの嫌だし黙っておこう…」というのもNGです笑

こういう時こそ力を全力で注ぐ必要があるので、チーム全員で対応する気持ちでやっていきましょうね!

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